背景
H18年、5町合併により現在の伊達市となる。
①人口減少、高齢化
②過疎地域では約40%が通院、買物などの移動を制限している実態
事例の概要
- 送迎を担当する住民有志と送迎依頼者をマッチングするサービスを導入(富士通のシステム)
- 送迎担当者の空き時間や位置情報を元にマッチングし、人的資源を最大限活用
取組みの詳細
- デジタルデバイド対策として、スマートフォンなどを使うことができない利用者向けの取組。具体的には、電話による受付センターを開設。可能な限り、地域実態を知る現地人材にて対応できる体制を構築。
- 実証実験期間中は、運転手は無償送迎。有償化が必要になった場合、自家用有償旅客運送制度に則り、関係者合意等の手続取得を想定。
- 既存デマンド交通と、システムを一元化し、トータルコストの圧縮及び適材適所に配車できる姿を目指す。
効果
- コミュニティバス等、自治体支出の削減
- 既存交通手段で補えないニーズを、助け合い送迎で補う。
- 過疎高齢化地域住民の外出機会の増加
伊達市の概要
場所:福島県北部
人口:約58,000人 (R3.11現在)
面積:265.1㎢
(参考)伊達市