認可とは?
私人相互間の行為を補完して法律上の効果を完成させる行政行為のことを指します。
認可は、当事者の意思のみでは有効に成立させることが不適当であるため、公の機関が関与するものです。(そのため、認可を受けないで行った行為は原則として無効と考えられています。)
具体的には、「農地法上の許可」があげられます。(「許可」とありますが、「認可」の意味です。)
農地法上、農地の所有権移転等には「農業委員会の許可」が必要となり、「農業委員会の許可」によって所有権移転等が完成するため、ここにいう「許可」は「認可」を表すものとされています。