足による投票とは?
選挙で投票することを「手による投票」ということに対して、居住地を選択することを「足による投票」といいます。
住民がどの地域に住むかは自由であり、自己のニーズを満たす地域に引っ越しをする(「足による投票」を行う)ことで地域間競争が促されます。
日本においては、人口減少局面であり、自治体間の人口の奪い合いが激化しており、一部の移住定住支援策などは加熱している様子もあり、疑問視する声も上がっています。
具体例
「足による投票」の代表例として、
- カリフォルニア州から他州への大量流出
があげられます。
2020年にはコロナ禍において、住宅価格が高騰し、生活困窮者が急増したことで、他自治体への転居が急増しました。
約65万人が「足による投票」を行い、転居したと言われています。