無医地区とは?
「無医地区」とは、医療機関のない地域で、地区の中心的な場所を起点として、
- おおむね半径 4キロの区域内に 50 人以上が居住している地区
- 容易に医療機関を利用することができない地区
のことを言います。
厚生労働省が2019年に行った調査によると
全国で約600地区、約128,000人が無医地区の対象となっています。
また、無医地区に準じて医療の確保が必要であると都道府県知事が判断し、
厚生労働大臣が適当と認めた地区は「準無医地区」とされています。
「無医地区」および「準無医地区」は、
国が行う「へき地保健医療対策事業」の対象地域とされています。