南城市の概要
場所:沖縄本島南部
人口:約45,500人 (R3.10現在)
面積:49.94㎢
交通:那覇空港から車で約25分(市街地へのアクセス)
南城市の財政状況
主な財政指標
債務残高 | 219億円(2018年) |
基金残高 | 100億円(2018年) |
経常収支比率 | 86.5%(2018年) |
人件費率 | 10.7%(2018年) |
扶助費率 | 23.3%(2018年) |
※債務残高:借金、基金残高:貯金、経常収支比率:家庭で言うところエンゲル係数
経常収支比率86.5%は、良好な数値です。
経常収支比率が比較的健全な範囲に抑えられていれば、
政策的に新規事業にもいくらかの投資が可能です。
人件費率はかなり低い水準と言えます。
経営体としては、かなり努力をしているのが南城市と言えるでしょう。
歳入歳出決算(2018年)
【歳入】 268億円 | 【歳出】 253億円 |
自治体の会計は、単年度であるため、単年度の歳入歳出額を見る必要があります。
予算規模としては、人口から言えば、これぐらいが適切です。
合併自治体でこれぐらいの予算規模で抑えれているのは、かなりの優良自治体です。
貸借対照表(2019年)
【資産の部】 1371億円 | 【負債の部】 224億円 【純資産】 1147億円 |
自治体の財政状況を正確に掴むためには、バランスシートを見る必要があります。
バランスシートを見ると、負債は少なく、純資産が多いことがわかります。
バランスシートからも、健全と言うことができます。
南城市の特徴
- 2006年1月1に佐敷町、知念村、玉城村、大里村が対等合併して現在の南城市が誕生。
- 世界遺産である斎場御嶽(せーふぁーうたき)がある。
- 観光スポットとして、ニライカナイ橋がある。
- 琉球神話聖地である久高島がある。
- 主要産業としては、観光系産業よりも建設業の方が割合が高い。
- 高温・多湿で年間降水量が多い。
- 南城市を地図で見るとハートの地形をしている。