コラム

就職するなら大都市より地方都市がおすすめな理由。

給料はどこも大差がない!?

公務員として就職するときに大都市を希望する人が多くいます。

大都市は遊ぶ場所がたくさんあり、住みやすいと考える人が多くいます。

それはそれで一理あるのですが、公務員の給与やコスパを考えると「週末に大都市に遊びに行きやすい地方都市」で暮らすほうがおすすめです。

理由の一つに、公務員は基本的には給与はあまり差がないということです。大都市になると生活水準に合わせた「地方手当」というものも支給されますが、基本的に公務員は、給与はほとんど同じです。

そうであれば、地方都市のほうが日常にかかるお金は少なく生活できます。

地方都市でも、最近は車を持たなくて生活するインフラは整いつつあります。

カーシェアリングやレンタカーなどを利用し、職場の近くに家を借りれば、高額な車を買う必要もありません。

家賃も都会に比べて安く、食費や娯楽費なども安く済みます。

週末、大都市に遊びに行きやすい地方都市であれば、楽しい週末ライフを送りながら、コスパの良い日常生活を送ることができます。

エキサイティングな地方公務員の仕事

もう一つの理由として、仕事の幅の広さが挙げられます。

大都市であれば、都道府県の職員と同様、現場から少し距離が出てきます。勿論、現場に近い仕事をすることができる職員も多くいますが、優秀な職員は現場から遠い部署で、施策立案や企画、財務管理、人事などをすることが増えてきます。より専門的になっていく職員も数多くいます。

一人の職員の専門性を高めていくことが多くあります。

その点、地方都市では一人の職員の守備範囲はとても広いです。

守備範囲がとても広いということは、その分多くの知識が必要になっていきます。「狭く深く」ではなく「広く浅く」ということになります。

「広く」社会のことを学びながら、それを仕事とすることができるというのが地方都市での就職をおすすめする理由です。

「地方自治は民主主義の学校である」というジェームズ・ブライズ(イギリスの法学者、歴史学者、政治家)の言葉があります。

地方自治は今の社会制度の学びの場でもあるのです。

学べば学ぶほど、社会に対する興味関心も出てきます。そして、興味が変われば他部署に移り、また新たな社会の側面を知ることができます。

地方は決して退屈な場所でなく、むしろエキサイティングな場所ということもできます。

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