公正証書とは?
公証人が作成した公文書のことです。
(※公証人というのは、事実の存在や契約等の法律行為の適法性について、証明する公務員のことです。)
公正証書は、強力な証明力を持っています。
公正証書は、具体的にどういった場面で用いられるかというと、
例えば、離婚時の子どもの養育費や慰謝料、親権者など当事者間の契約をする際に作成されます。
民事執行法上、一定の要件を満たした公正証書は、執行力を持つものとされており、執行証書と呼ばれます。
公正証書による契約が不履行になった場合、例えば子どもの養育費が支払われなかった場合などは、公正証書(執行証書)に基づいて、財産の差押がなされることがあります。