誤想避難とは?
誤想避難とは?
誤想避難とは、緊急避難(37条)にあたる現在の危機がないにも関わらず、これがあると誤信した場合のことをいいます。
刑法第37条(緊急避難) 自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。 2 前項の規定は、業務上特別の義務がある者には、適用しない。 |
誤想避難にあたる場合について、以下の例があげられます。
- ヤクザ風の男達から暴行を加えられると思い込み、逃走中、近くの理容店に駆け込む場合