誤想防衛とは?
誤想防衛とは?
誤想防衛とは、正当防衛(36条)の要件を満たす事実がないにも関わらず、誤信して防衛行為をする場合のことをいいます。
刑法第36条(正当防衛) 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。 2 防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。 |
誤想防衛にあたる場合について、以下の例があげられます。
- AとBが喧嘩をしている時に、Bが自身の財布を取るため、ポケットに手を入れたところ、Aがピストルを取り出すと誤信し、Bに暴行を加えた(Aは「急迫不正の侵害」があると誤信)