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NEDOをわかりやすく解説

NEDOとは?

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

(New Energy and Industrial Technology Development Organizationを略して、NEDO)のことです。

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法という法律があり、この法律の第4条(機構の目的)には、次のように書かれています。

非化石エネルギー、可燃性天然ガス及び石炭に関する技術並びにエネルギー使用合理化のための技術並びに鉱工業の技術に関し、民間の能力を活用して行う研究開発、民間において行われる研究開発の促進、これらの技術の利用の促進等の業務を国際的に協調しつつ総合的に行うことにより、産業技術の向上及びその企業化の促進を図り、もって内外の経済的社会的環境に応じたエネルギーの安定的かつ効率的な供給の確保並びに経済及び産業の発展に資することを目的とする。

要は、現在のエネルギー分野の研究開発や企業化などを促進する組織ということになります。

元々は経済産業省の外郭団体として、独立行政法人の形態をとっていましたが、現在では、国立研究開発法人となっています。

令和元年度ベースでみると、約2900億円の歳入予算のうちほぼ全額が国からの交付金や補助金となっています。

公費依存度は非常に高く、法人としての経営は、成立していないのが現状です。

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