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結社の自由とは?わかりやすく解説

結社の自由とは?

結社の自由とは?

多数人が、共通目的を持って、継続的に結合する自由のことです。

憲法21条で保障される権利の一つです。

憲法第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
② 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

結社の自由の内容としては以下のものがあります。

  • 団体を結成し、加入する自由(積極的結社の自由)
  • 団体が活動する自由
  • 団体を結成しない、加入しない自由(消極的結社の自由)
  • 加入した団体から脱退する自由

上記のような結社の自由が認められる一方で、犯罪を目的とするような結社は認められていません。

また、税理士会のような「専門的技術を要し公共的性格を有する職業の団体」の強制設立・強制加入制については、職業の専門性・公共性を維持するために必要で、かつ団体の目的が職業倫理の向上や職務の改善等を図ることに限定されていることを理由に合憲と解されています。

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