アインシュタインは公務員だった!
世紀の大発明を行った公務員についての話です。
世紀の大発明を行った公務員とは、皆さんご存じの「アインシュタイン」です。
アインシュタインは、1879年に生まれ、1901年にチューリッヒ工科大学を卒業するも、大学に職を見つけることができませんでした。1902年に友人のコネで特許庁に就職しています。
アインシュタインも公務員だったんですね。
奇跡を生み出した公務員ライフ
そして、公務員ライフを送っていた1905年に「奇跡の年」がやってきます。
この年に、多くの論文を発表し、有名な特殊相対性理論に関する論文も発表しています。その中で、「E=MC2」という世界一有名な式も発表しています。
アインシュタインの仕事は、特許庁で特許の審査をすることでした。
アインシュタインの公務員ライフとはどういったものだったのでしょうか?
一説によると、彼は午前中の間に仕事を全て片付けてしまい、午後からは自分の理論を考えていたそうです。
アカデミックな環境ではなく、研究をし、そこで世界を変える成果を出したということです。
アインシュタインは、結局1909年まで特許庁で働きました。その時、30歳になっていました。
自己実現のために時間がつくれる
この話のミソは、アインシュタインは業務外の時間で遊んでいたわけではなく、自分の時間を研究に注ぎ込んでいたという事です。
そして、自己実現のために使っていた時間が最終的には公務よりも社会貢献してしまったのです。
当然、「特許の審査」がアインシュタインにとっては公務であり、その対価として報酬を得ていた訳ですが、長い目で見ると「研究」の方がアインシュタインにとっても、社会にとっても役に立ったということです。
公務員には、民間企業で働く人に比べると時間的な余裕はあるように思います。
その大切な時間を使って、自己実現のために「何かをすること」が長い目で見ると、社会貢献していることがあります。
身近なことでもこういった考え方ができます。
仕事をなるべく早く切り上げて、育児をすることも一つです。
今の子どもとの関わりがその子の将来に影響することが十分に考えられます。
いずれ、立派な社会人となれば、その業務外の時間は十分に社会貢献できていると言えるでしょう。
自己実現のために「何かをする」時間が比較的取りやすい職業が公務員です。
ぜひ、あまり考え過ぎず、自己実現のために自分の時間を大切にすることをお勧めします。
その時間は自分にとっても社会にとっても有意義な時間である可能性がとても高いです。