宮古島市の概要
宮古島市は宮古島をはじめ、6つの島で構成される自治体です。
場所:沖縄本島から南西に約300km
人口:約55,500人 (R3.10現在)
面積:204.27㎢
交通:那覇空港から飛行機で約50分(宮古空港へのアクセス)
宮古島市の財政状況
主な財政指標
債務残高 | 386億円(2018年) |
基金残高 | 168億円(2018年) |
経常収支比率 | 85.5%(2018年) |
人件費率 | 14.5%(2018年) |
扶助費率 | 20.3%(2018年) |
※債務残高:借金、基金残高:貯金、経常収支比率:家庭で言うところエンゲル係数
経常収支比率85.5%は、自治体の中では、かなり良好な部類に入ります。
経常収支比率が比較的健全な範囲に抑えられているということは、
「自由に使えるお金」が少しはあるということ。
いくらか政策的に投資できる余地があるという点において、
行財政運営としては、評価できます。
人件費率は標準的な範囲に収まっていると言えるでしょう。
歳入歳出決算(2018年)
【歳入】 409億円 | 【歳出】 390億円 |
自治体の会計は、単年度であるため、単年度の歳入歳出額を見る必要があります。
人口規模からして、若干大きい予算規模となっています。
6つの島から構成される自治体なため、行政運営にもコストがかかるのだと思われます。
貸借対照表(2018年)
【資産の部】 2163億円 | 【負債の部】 430億円 【純資産】 1733億円 |
自治体の財政状況を正確に掴むためには、バランスシートを見る必要があります。
バランスシートを見ると、負債は少なく、純資産が多いことがわかります。
宮古島市の特徴
- 宮古島、池間島、大神島、来間島、伊良部島、下地島と個性ある島々で市が構成されている。
- 観光産業が主要産業であるが、石垣市に比べ、宿泊・飲食業従事者の割合は少ない。
- プロ野球のキャンプやトライアスロンなど「スポーツアイランド」として売り出している。
- ビーチリゾートと珊瑚礁が有名。