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裁定とは?わかりやすく解説

裁定とは?

裁定とは?

「裁定」には、①行政庁が第三者的立場から行う「裁定」②内部紛争を解決するための長の「裁定」③年金、恩給等定期給付の受給権に係る「裁定」といった3種類の意味があります。

  • ①行政庁が第三者的立場から行う「裁定」:行政庁の処分のうち、対立する当事者間の争いを解決するために行われるもの。労働紛争についての仲裁裁定(労働関係調整法33条前段等)等があげられます。
  • ②内部紛争を解決するための長の「裁定」:省庁間の権限の疑義に関する内閣総理大臣の裁定(内閣法7条)や国会の各議院の議事の順序等に関する各議院議長の裁定(国会法55条の2第1項後段)があります。
  • ③年金、恩給等定期給付の受給権に係る「裁定」:年金、恩給等定期給付の受給権を確認する行政庁の処分のことです。

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