公営企業とは?
地方公共団体が経営する企業のことです。
市の水道局や市民病院などは公営企業の代表的な例です。
公営企業は
- 法適用企業:地方公営企業法の全部又は一部を適用している事業
- 法非適用企業:法適用企業以外のもの
の2種類に分類されます。
公営企業の経理は特別会計を設けて行うこととされています。
地方公共団体がこういった企業を経営する目的は、
「住民福祉の増進」であり、行政事務と同様ですが、
全ての住民に対して同量のサービスを提供するものではないため、
受益者から費用を徴収し、会計として独立させ、「企業」としているのです。
法適用企業とは?
地方公営企業法の適用のある公営企業のことです。
地方公営企業法において、全部の規定があるもの
- 上水道
- 工業用水道
- 軌道
- 鉄道
- 自動車運送
- 電気(水力発電等)
- ガス
一部の適用があるもの
- 病院事業
法非適用企業とは?
法適用企業以外の公営企業のことです。
観光施設事業などはこの法非適用企業にあたります。