硬性憲法とは?
硬性憲法とは?
硬性憲法とは、通常の法律の改正手続きよりも厳格な特別な手続きによらないと改正できない憲法のことです。
硬性憲法の反対が、軟性憲法になります。
二者を分類すると、以下のようになります。
手続き | メリット | デメリット | 国 | |
硬性憲法 | 特別の手続き | 安易に改正させない | 時代に応じた意思を反映しにくい | 日本を含め多くの国 |
軟性憲法 | 通常の法改正手続き | 時代に応じた意思を反映させやすい | 安易に改正が可能 | イギリス、ニュージーランドなど |
硬性憲法を持つ多くの国で憲法改正の実績がある中、日本は現行憲法下で、改正が一度もありません。
他国に比べ、憲法改正がしにくいというのは、現行憲法の規定だけでなく、民意による部分も多分にあるでしょう。