職業選択の自由とは?
職業選択の自由とは?
「職業(以下、参照)」を決定する自由のことです。
憲法により保障されています。
憲法第二十二条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。 |
職業選択の自由は無制約に認められるものではなく、公共の福祉によって制約を受けます。
具体的には、医師や弁護士のように誰でもその職業に就けるわけではなく、「国民の健康」や「社会正義の実現、社会秩序の維持」などを目的とし、資格制が採用されています。
「営業の自由」もこの「職業選択の自由」に含まれます。
職業とは?
「職業」は、人が社会において、自己の生計を維持するためにする継続的活動のことを指します。
「職業」には、分業社会において、
- 社会的機能分担
- 個人の人格的価値と不可分
という2つの性質があります。