サラリーマンであれば、組織の中で思うようにいかないことがたくさんあります。
思うようにいかないことばかり、ということもできるでしょう。
希望の仕事ができずにいる人もたくさんいます。
しかし、「何の仕事をするか」よりも大事になってくるのが「誰と仕事をするか」です。
仕事の内容は、組織に属すれば、役割があるので、大きく見ると組織の目的からはずれていませんので、役には立っているはずです。
例えば、公務員で言えば、「清掃の仕事はやりたくない」と思ったとしても、「住民福祉のため」という大きな役所の目的があり、そのまちづくりの一端を担っているので、「やりたくない仕事」であっても「まちをつくっている」「住民福祉に役立っている」ということができます。
「今、何の仕事をしているか」はさして重要ではないのです。
一方、「誰とするか」は重要になってきます。
私の職場でも、皆が憧れる職場に配属されながら、病んでいる人がいます。
彼は、DV気質の上司の元、毎日上司の顔色を伺いながら仕事をしているというのです。
毎日が憂鬱で、特に休み明けなどは、とても暗い気持ちになるそうです。
組織には様々なタイプの人がいます。
組織に属する全員が自分にとって「良い」ということは、まずありません。
そういったことを考えていくと、「何をするか」はあまり重要ではないですね。
「何をするか」より重要なのは「誰とするか」です。