地方自治体の人事異動について、「役所の人事あるある」として、まとめてみました。
あくまで「あるある」なので、参考にとどめていただき、仮に違うと感じたとしても「こういったこともあるんだな」程度にしていただければと思います。
公務員のモチベーションに大きく関わる「人事」、その「あるある」をここでは紹介していくこととします。
優秀な人は企画、財政、総務にいきがち
優秀(と周囲に思われている)な人は、首長などの上役に近い企画、財政、総務などの部署に配属されがちです。
「お友達人事」と揶揄されることもあります。
生保は新人の登竜門
生活保護に関わる部署には、新人などの若手職員が配属されがちです。
彼らはケースワーカーと呼ばれ、「役所人生の経験を積め!」と言われんばかりに精神的にハードな職に従事させられます。
ケースワーカーは精神的にはハードで、肉体的にはそれほどでもない(時間的なゆとりは若干ある)場合が多いです。
スペシャリストの存在
どこの部署にも「この道10年」みたいなスペシャリストが存在します。
業務に詳しいのは頼りになる面がある一方で、「私のやり方が絶対正しい」的な雰囲気があり、スペシャリストのやり方が「正解」になるケースが多く、無駄な作業がやめれなかったり、組織の「ガン化」するスペシャリストもちらほら存在します。
事務職や総合職にそこまでの専門性を求める?と疑問に感じることも。
人気の税、観光、広報
異動先として人気のある職場として、現役職員からは「税務課」が圧倒的な人気を誇ります。
入庁前は華やかなイメージから「観光課」「広報課」を希望する職員が多いのが傾向としてあげられます。
「税務課」を希望する理由は「勉強になるから」「将来役に立つから」。
「観光課」「広報課」を希望する理由は「華やか」「楽しそう」「人脈が広がる」などがあります。
「役所の人事あるある」いかがだったでしょうか?
うなづけるもの、そうでないものもあったかと思います。
参考にしていただければ幸いです。