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民法第145条をわかりやすく解説〜時効の援用〜
2023/10/6
条文 第百四十五条(時効の援用)時効は、当事者(消滅時効にあっては、保証人、物上保証人、第三取得者その他権利の消滅について正当な利益を有する者を含む。)が援用しなければ、裁判所がこれによって裁判をする ...
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民法第163条をわかりやすく解説〜所有権以外の財産権の取得時効〜
2023/10/5
条文 第百六十三条(所有権以外の財産権の取得時効)所有権以外の財産権を、自己のためにする意思をもって、平穏に、かつ、公然と行使する者は、前条の区別に従い二十年又は十年を経過した後、その権利を取得する。 ...
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共同親権とは?わかりやすく解説
2023/10/4
共同親権とは? 共同親権とは、離婚後も父母双方に子の親権を認める制度のことです。 現行民法は離婚後、父母どちらか一方だけの単独親権を規定しています。 民法第八百十九条(離婚又は認知の場合の親権者)父母 ...
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自主占有・他主占有とは?わかりやすく解説
2023/10/3
自主占有・他主占有とは? 自主占有(じしゅせんゆう)とは、所有の意思をもって占有している状態のことです。 一方、他主占有(たしゅせんゆう)とは、賃借人などの所有の意思をもたずに他人の物を占有している状 ...
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決算不認定とは?わかりやすく解説
2023/10/3
決算不認定とは? 地方公共団体の長は、議会にて会計年度ごとに決算の認定に付すこと(地方自治法233条3項)とされていますが、議会がこの決算を不認定とすることです。 決算が不認定とされた場合、同条7項に ...
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事前抑制禁止の理論とは?わかりやすく解説
2023/10/2
事前抑制禁止の理論とは? 事前抑制禁止の理論とは、憲法21条「表現の自由」との関係で問題となってくる理論のことです。 憲法第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 ...
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「株主の権利行使を阻止するための利益供与(最判平18.4.10)」をわかりやすく解説
2023/10/1
事件の概要 Aが大量に取得したB社(ミシン会社)の株式を「暴力団の関連会社に売却する」などとB社取締役Yらを脅迫した場合において、Aの要求に応じて巨額の金員を交付することを提案し又はこれに同意したYら ...
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講学上の特許とは?わかりやすく解説
2023/9/28
講学上の特許とは? 講学上(学問上)、特許とは「生まれながらに有していない権利・地位を特定人に付与する行為」のことを指します。 講学上とあるのは、「特許」であっても、法律上「許可」と書いてあるからです ...
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民法第121条の2をわかりやすく解説〜原状回復の義務〜
2023/9/27
条文 第百二十一条の二(原状回復の義務)無効な行為に基づく債務の履行として給付を受けた者は、相手方を原状に復させる義務を負う。2 前項の規定にかかわらず、無効な無償行為に基づく債務の履行として給付を受 ...
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行訴法第37条の2「義務付けの訴えの要件等」とは?わかりやすく解説
2023/9/27
条文 第三十七条の二(義務付けの訴えの要件等)第三条第六項第一号に掲げる場合において、義務付けの訴えは、一定の処分がされないことにより重大な損害を生ずるおそれがあり、かつ、その損害を避けるため他に適当 ...