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刑法第36条をわかりやすく解説〜正当防衛〜
2023/10/9
条文 第三十六条 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。 2 防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。 ...
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「札幌税関事件(最高裁昭和59.12.12)」をわかりやすく解説。
2020/12/4
事件の概要 Xは、雑誌などを郵便で輸入しようとした。 しかしながら、税関検査で雑誌が「風俗を害すべき書籍、図画」 に該当する輸入禁制品であることが発覚。 札幌税関は、Xに、この旨を通知した。 これに対 ...
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「苫米地事件(最高裁昭和35.6.8)」をわかりやすく解説
2023/3/2
事件の概要 昭和27年、第三次吉田内閣は、憲法第7条に基づいて「抜き打ち解散」を行なった。 これにより議員資格を失った苫米地義三は、解散の違憲無効を主張し、任期満了までの歳費を請求。 1審は、苫米地氏 ...
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「住基ネット損害賠償請求事件(最高裁平成20.3.6)」をわかりやすく解説
2022/10/20
住基ネット 損害賠償請求事件 事件の概要 Xらは、住基ネットによりプライバシー権その他の人格権が違法に侵害されたと主張。 台帳を保管する守口市(大阪府)に対し、損害賠償と妨害排除請求として住民票コード ...
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「吉祥寺駅構内ビラ配布事件(最高裁昭和59.12.18)」をわかりやすく解説。
2020/12/3
事件の概要 Xらは、吉祥寺駅構内において、駅に無断でビラ配布をし、拡声器による演説を行なった。 駅関係者や警官の退去要求を無視し、約20分間にわたり、その場に滞留した。 よって、鉄道営業法35条、刑法 ...
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「福岡県青少年保護育成条例事件(最高裁昭和60.10.23)」をわかりやすく解説。
2020/12/8
事件の概要 Xは16歳少女と十数回に及ぶ性交渉を行なっていた。 Xは、「18歳未満の青少年に対する淫行」をしたとして、 福岡県青少年保護育成条例違反で起訴された。 1審は、罰金5万円に処するとした。 ...
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「南九州税理士会事件(最高裁平成8.3.19)」をわかりやすく解説。
2020/12/2
事件の概要 南九州税理士会は、税理士法改正運動に要する資金として、会員から特別会費5000円を徴収した。 税理士Xは、特別会費を支払わなかったため、役員選挙の選挙権、被選挙権を停止する措置を取られた。 ...
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民事訴訟法第179条をわかりやすく解説〜証明を要しない事実〜
2020/11/30
条文 第百七十九条 裁判所において当事者が自白した事実及び顕著な事実は、 証明することを要しない。 わかりやすく 裁判所で、当事者が自白した事実は、 証明の必要がない。 ということです。 解説 「裁 ...
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会社法第429条をわかりやすく解説〜役員等の第三者に対する損害賠償責任〜
2020/11/30
条文 第四百二十九条 役員等がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、 当該役員等は、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。 2 次の各号に掲げる者が、当該各号に定める ...
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会社法第362条をわかりやすく解説〜取締役会の権限等〜
2022/11/14
条文 第三百六十二条 取締役会は、すべての取締役で組織する。 2 取締役会は、次に掲げる職務を行う。 一 取締役会設置会社の業務執行の決定 二 取締役の職務の執行の監督 三 代表取締役の選定及び ...