行政

国民健康保険をわかりやすく解説

国民健康保険とは?

市町村が運営する医療保険のことを言います。

「国保(こくほ)」と略されます。

日本では国民皆保険制度であるため、社会保険等の適用がない場合、国保に加入します。

解説

国保は福祉的な意味合いが強く、加入者も当然高額所得者もいるのですが、低所得者、経済困窮している人、無職の人などが数多くいます。

また、運営しているのが主に市町村ということで、経営感覚に欠ける公務員が行っているため、基本的には赤字運営になっています。

多くの事務が民間委託される中、国保の運営も民間委託することができれば、今よりは採算が合うように運営できるようになるのでしょうが、何せ福祉的な意味合いが強いため、すぐに民間委託、という話にはなりません。

しかしながら、運営していく以上、採算が合うように努力しなければなりません。

国保は公的な医療保険です。

不思議なのが、公務員は国保加入を住民に勧めるのに、本人たちは「共済組合」という公務員だけの保険に加入するのです。

自身が勧める保険に入らず、自分たちは別の保険に入っています。

まるで、トヨタの社員がホンダの自動車に乗っているような、明治安田生命の社員がニッセイに加入しているようなものです。

もし、経営努力をしていく気があるのなら、まずは公務員が国保加入するべきかなとも思うのですが・・・。

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