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法令違憲をわかりやすく解説

法令違憲とは?

法令違憲とは?

法令違憲とは、法令の全部又は一部が憲法に反するとして、「違憲」とするもののことです。

日本の違憲審査制度は、「付随的違憲審査制」と言われており、当該案件を解決するための限度で、該当する法令を無効とします。

そのため法令の違憲判決が、直ちに当該法令の廃止を意味するものではありません。

法令違憲一覧

  • 尊属殺人重罰規定_憲法第14条 × 刑法第200条
  • 薬事法距離制限規定_憲法第22条 × 薬事法第6条第2項
  • 衆議院議員定数配分規定①_憲法第14条、第44条 × 公職選挙法
  • 衆議院議員定数配分規定②_憲法第14条、第44条 × 公職選挙法
  • 森林法共有林分割制限規定_憲法第29条 × 森林法第186条
  • 郵便法免責規定_憲法第17条 × 郵便法第68条、第73条
  • 在外邦人の選挙権制限規定_憲法第15条、第44条 × 公職選挙法
  • 非嫡出子の国籍取得制限規定_憲法第14条、第44条 × 国籍法
  • 非嫡出子の法定相続分規定_憲法第14条 × 民法第900条
  • 女性の再婚禁止期間規定_憲法第14条、第24条 × 民法第733条第1項
  • 在外邦人の国民審査権制限規定_憲法第15条、第79条 × 国民審査法

法令違憲と適用違憲の違い

同じ違憲判決であっても「法令違憲」と「適用違憲」があります。

「法令違憲」と「適用違憲」の違いは次のとおりです。

法令違憲法令の全部又は一部が憲法に反するとして、「違憲」とするもの
適用違憲法令自体は合憲であるが、その法令を当該事件の当事者に適用する限りにおいて違憲とするもの

ある事案に「適用」した時には「違憲」だというのが「適用違憲」です。

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