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法定代理人とは?わかりやすく解説

法定代理人とは?

法定代理人とは?

法定代理人とは、訴訟上の代理人のうち、代理権の発生が「法律の規定」による代理人のことです。

法定代理人は、「本人の身代わり的な立場」ということができます。

具体的には、親権者(未成年の代理人)や後見人(被後見人の代理人)がこれにあたります。

自ら訴訟追行することのできない者の訴訟能力を補充し、手続保障を図り、紛争解決につなげることを目的としています。

種類

法定代理人の種類としては、「実体法上の法定代理人」と「訴訟法上の特別代理人」に分類されます。

  • 実体法上の法定代理人:親権者(未成年の代理人)、後見人(被後見人の代理人)など
  • 訴訟法上の特別代理人:訴訟無能力者の特別代理人(民訴法35条)、証拠保全で相手方を選定できない場合の特別代理人(民訴法236条)

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