自分探しをする若者
社会に出る前に自分探しをする人は多いと思います。
自分とは何者か?果たして自分の歩んでいる人生は正しいのか?これから歩もうとしている人生は正しいのか?考え、悩むことは少なくありません。
そういった問いに対する解答を求め、旅に出ようと考える人もいることでしょう。
行動力のある人の中には世界を自分の目で見てみようと考える人もいるかもしれません。
世界を自分の目で見てみるというのはとても良いことだと思いますし、エキサイティングなことだと思います。実現可能な状況にある人はぜひ、やってみるのも一つの手だと思います。
人生は自分探し
しかし、様々な事情で世界を自分の目で見ることのできない人も数多くいるのも現実です。そういった人も悲観しなくて大丈夫です、というのが本稿です。
そもそも自分探しとは何か?それが分からないから自分探しに出るのだと思います。
異文化を経験するという自分探しも勿論あると思いますが、社会に出てみるという自分探しもあるでしょう。
考えてみると、人生ずっと自分探しなのではないでしょうか?
人間は社会に生きる動物です。
社会の中での適切な自分の場所を探しながら生きていると思います。
社会を構成するパズルの中で自分はどのピースなのか、それは誰も教えてくれませんが、最適化する場所があると思い、社会生活を送っていきます。
一度、社会に出てみることをお勧めするのは、社会の中に入ってみないと自分の適性も分からないままだからです。
社会とダイナミックに関われる仕事
社会に出る中でも、公務員になることをなぜお勧めするかと言えば、それは社会に大きく関われるからです。福祉や教育、観光、商工業、都市部のまちづくり、中山間地のまちづくり色々と関われますし、こういった分野を通じて、様々な職種の人とお仕事をすることができます。
自分がどういったことに適性があるか分からない状態であれば、公務員として、特に地方公務員として社会に関わることで、その可能性を潰さずに、自分探しをすることができます。
社会とダイナミックに関わり、そこで適性を見つけたら次のステージに移れば良いと思います。
自分が生まれ育った社会と深く関わってから、外の世界と関わっても遅くないでしょう。