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二元代表制とは?わかりやすく解説

二元代表制とは?

二元代表制とは?

住民の代表である「首長」「議員」をいずれも直接選挙で選ぶ制度のことです。

日本の地方自治体ではこの「二元代表制」を採用しています。

地方自治体の「二元代表制」に対して、国では「議院内閣制」を採っています。

ちなみに「議院内閣制」では、国民は自分達の代表として「国会議員」を選挙で選び、国会が内閣総理大臣を指名し、内閣を組織するという仕組みになっています。

要は、代表を選ぶ機会が

  • 2回あるのが「二元代表制」
  • 1回しかないのが「議院内閣制」

です。

二元代表制の特徴

「首長」「議会」いずれもが住民の代表であるという点が「二元代表制」の特徴です。

いずれもが住民の代表という建前上、互いを尊重する必要があり、緊張関係が生まれます。

参考条文

憲法第九十三条 

地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する。
② 地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する。

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