コラム

人はいないが儲かっている?シャッター街のビジネスモデルとは?

人がいなくなった商店街

現在は日本中ほとんどが人口減少地域であり、

かつては栄えた地域も荒廃が進んでいます。

特に、中心市街地と言われる商業の中心地は、

社会の変容によって、空洞化している現状があります。

あちらこちらで人のいない商店街があり、どこもかしこも

「活性化、活性化」の合言葉が聞こえてきます。

人は来なくてもいい?

にもかかわらず、未だに人の誰もいない商店街で

ビジネスを続ける店舗が存在します。

一体、誰に向けて、何の商売をしているのでしょうか?

先日、その実態を知ることができました。

「人のいない商店街」でオープンしている店舗は、

訪れる「人」を相手に商売をしていたわけではなかったのです。

実際は儲かっている

日中は誰も人が来ない、けど店舗は開いている。

くる日もくる日も人は来ない。

・・・しかし、実は売上はかなり、というところが

意外と多くあるのです。

・・・意外とどころか、そんなお店は大体儲かっているのが

実態に近いです。

それを最近知りました。

何で儲けているのか?

結局、店舗を訪れる人にものを売って

儲けているわけではないのです。

店舗は開けていますが、言わば倉庫みたいなもの。

倉庫を開けておいて、誰かが買いに来れば、

売ってもいい程度のことなのです。

そんなお店のメイン顧客は、

古くからの取引先です。

服屋も靴屋も昔からの顔馴染みの取引先があって、

そこからの安定注文が、その店を支えているのです。

見た目で判断してはいけない

それなのに、人がきていないという見た目に騙され、

「人が来ていない、これはどうにかしないと」

という行政の「いらん世話」によって、

商店街の活性化対策なんかをされると、

その店は、「無駄に儲かって」しまいます。

見た目だけで判断してはいけない

ということを教えてくれるのが

あなたの地元にもある「閑散とした商店街」

かもしれません。

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