職場に必ずいる「融通のきかない人」
どこの職場にも必ずと言っていいほど「融通のきかない人」がいます。
「融通のきかない人」の特徴を以下に挙げてみます。
・思考停止している。
・自分で考えることを放棄している。
・真面目。
・悪気はない。
・言った言わないをメモに残している。
・正解を求める。
・仕事で完璧を求める。
・人付き合いが上手ではない。
・共感する力が欠けている。
「融通のきかない人」には、このような特徴があります。
自分自身に余裕のある時はいいですが、余裕のない時は対応するだけでも疲れます。
なんせ、本当にロボットのような人ばかりだからです。
ロボットの方がよっぽど良いなと思いつつも、疲弊しないために彼らへの対処方法を考えます。
下手な期待はしない。
その「融通がきかない人」がある程度の大人であれば、中々変わることはないでしょう。
下手に期待をして、変わってもらおうと思い、教えたり、指導したりしても、人間中々変わりません。
思うようにならなくて、またイライラするぐらいなら下手な期待はやめましょう。
期待はやめたとしても、一緒に働く以上何か対策をしておかないと、またイライラしてしまいます。
どうすれば良いのでしょうか?
環境を調整する。
冒頭で述べた特徴を理解しておくだけで、腹の虫はだいぶ治まります。
そして、その「融通がきかない人」の周囲の環境を調整するのが良いでしょう。
「環境調整」とは、具体的にどうしたら良いのか?
例えば、こういったタイプの人に多いのが、「毎回毎回質問をしてくる」ことです。
これに対する「環境調整」とは、「質問をしてこない」環境にしてしまうということです。
また、「質問する相手を変える」ということです。
「質問をしてこない」環境というのは、マニュアルなどを渡し、自分で調べてください、ということにするのです。
調べるのに時間をかけているから、またイライラ・・・という場合もありますが、自分と関わらなくて良くなった分、ラッキーと思えば良いです。
「質問する相手を変える」というのは、自分より人間のできている人に質問させるようにしたり、逆にあえて自分より気の短そうな人に質問させるようにしたりすることです。
自分に向かってくるベクトルを変えることで、自分の精神状態は保てます。
まずは、自分の環境を整えなければ良い仕事はできないので、他の人にバレないように押し付けましょう。
「融通のきかない人」への対処法
「融通のきかない人」は「悪い人ではない」ことも多いです。
自分と関係のないところでみれば、良い人だったりします。
その部分だけは評価してあげましょう。
しかし、やはり一緒に仕事をするとなるとイライラ・・・。
環境調整したり、あの手この手を使ってもダメであれば、本人のコトも考え、仕事内容を変えるように上司と相談する必要があります。
これはあくまで、「本人のため」そして「仕事の相手のため」公務員であれば「市民のため」それは「組織のため」でもあります。
適材適所にしておかなければ、不利益被るのは、私たちでなく「市民」なのだと思えば、配置転換も「市民」のためで、「本人を守ること」にもつながります。
悪びれる必要は全くありません。
積極的に上司を巻き込んで、「融通のきかない人」の適所を探してあげましょう。