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SWIFTをわかりやすく解説

SWIFTとは?

SWIFTとは?

金融機関を結ぶ通信サービスを運営する民間団体のことです。

(世界の約5〜6割が使っている「みんなが使っている」「使い勝手の良い」国際決済システムとも言われています。)

1973年に設立され、ベルギーに本部があります。

200以上の国・地域、約10,000社を超える銀行が利用しており、「国際送金の世界標準」ということができます。

ちなみに、SWIFTは、「Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication」の略になります。

SWIFTが注目された背景は?

SWIFTが注目された背景には、「ロシアによるウクライナ侵攻」があります。

この「ロシアによるウクライナ侵攻」に対して、日米欧がロシアに対する経済制裁として、ロシアの一部の銀行をSWIFTから排除する措置を導入しました。

SWIFTから排除されたらどうなる?

SWIFTから排除されたロシアの銀行は、海外送金が困難になります。

SWIFTを用いずに、メールやFAXで送金の指示をすることも不可能ではありませんが、事務的にはあまり現実的ではありません。

海外との資金のやり取りができなくなるため、ロシア国内の経済が大きな打撃を受けます。

経済的な影響が大きいことから、このSWIFT排除については、「経済制裁の最終兵器」と言われることもあります。

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