役所のトリセツ

役所の仕事を受注する情報入手の仕方|簡単で有益な3つの方法

情報入手の仕方で変わる受注可能性

役所の仕事を受注したいと思っている場合、情報の差は大きいです。

どこからどのようにして情報を仕入れるかで、仕事の受注可能性が変わってきます。

ここでは、役所の仕事を受注するために必要な情報入手方法について解説します。

①HP検索

簡単な「HP検索」

まず手っ取り早いのが「HP検索」です。

役所では、常に「公平」という言葉が、付きまといます。

その「公平」を満たすものが、「HP」だと思っている役人がとても多いのです。

月間PV数が、数千程度しかない、誰もみていないに等しい役所のHPも、「公平な場」として重宝されている現実があります。

何かの事業をする時、した時に部課長から担当者に向けて「HPあげとけよ」の声かけがされます。

実際に僕自身、何度もこの声かけをされました。

都度、「こんな誰もみてないHP・・・」との思いが起きますが、上司の命令は絶対です。

淡々と「HPアップ」の作業をするしかありません。

定期的なHPチェックでビジネスチャンスがある?!

新規事業の公募をする時も同じです。

公募開始すると最初に「HPアップ」します。

なので、定期的に役所のHPチェックを行いましょう。

役所のHPで「入札・契約・プロポーザル」バナーをクリックするか、バナーがなければ「入札」などのケーワードでサイト内検索をすれば、関連する情報が出てきます。

これをするかしないかでライバルに差がつきます。

HPには掲載するが、公募を知られたくない役人心理

なんせ、役所は「HP」にアップすることが「公平」であって、そこで広報や周知をやめてしまうことが往々にしてあるからです。

「事業を多くに周知して、競争させ、より良いものにしよう」と考えるやる気のある担当者はわずかです。

「公平でありさえすればそれで良く、むしろ応募が少ない方が審査の手間もかからず、事務が少なくて済む」と感じている人の方が多いです。

②予算概要のチェック

HPで入手できる予算概要

この2番目の方法「予算概要のチェック」は少し高度かつ人と差がつく方法です。

役所は民間企業と違い、単年度の予算で物事が考えられます。

民間企業に比べると事業に連続性がなく、1年ごとに議会で決められます。

例年、年度末(2、3月)になると役所から「次年度の予算概要」が発表されます。

新聞記事などでも大まかなことは書いてありますが、ぜひ役所のHPから資料を入手してください。

そこには、役所の目玉事業がずらっと並んでいます。

確実にライバルと差がつく有効な手段

「予算概要のチェック」で役所がどんな事業をしようとしているか、どんな仕事を発注しようとしているか、わかります。

例えば、商工業施策の創業支援の中で「起業セミナーの実施」とあれば、セミナー開催を得意とする企業はチャンスがあります。

自身のビジネスエリアにある役所の予算概要チェックは、多くの人はしませんが、確実にライバルと差をつけることのできる有効な手段です。

③公務員との会話

ここは少し危険な話になりますが、誤解のないように前置きすると、決して犯罪じみた事をオススメしている訳ではありません。

むしろ、前提としてはとてもクリーンな話で、「公平・公正」でルールに則った中で、いかにチャンスを掴み取るかという話です。

立ち話こそ、チャンスの宝庫

前述の「①HP検索」「②予算概要のチェック」は誰でもしようと思えばできる事ですが、つい後回しになりがちです。

そんな中で、仕事をバンバン見つけてくるビジネスマンは何をしているかと言えば、

「公務員の知り合いと立ち話」をしているのです。

公務員との立ち話の中に、ビジネスのヒントが隠されているのです。

できる公務員は、公開情報しか口にしない

公務員は当然、知り合い・友人と言えど、民間企業に対して、有利になるような情報を積極的に話はしません。

特定の企業に肩入れをすることが公僕である公務員としてふさわしくないことは、公務員倫理などで徹底的に教え込まれています。

なので、内部に秘めた情報については、口は裂けても話しませんし、もしそんな話をする公務員があれば、その公務員は組織の中でも評価されない公務員であるため、あまり付き合わない方がいいでしょう。

事業背景を理解するのに会話が有効

要は、公務員の口から直接、HPに公開してある情報を仕入れることが重要なのです。

公務員と立ち話をすることのメリットは、HPで埋もれている情報を効率良く手に入れることができることにあります。

その中で、事業背景などを教えてもらえれば、例えばプロポーザル方式で選定することになった場合、プレゼンの機会があれば、プレゼンがより説得力を増すプレゼンができるでしょう。

  • 公開してある(けど埋もれている)情報を仕入れることができる
  • 役所の考えが理解できる
  • 説得力のあるプレゼンができる

このような理由から、公務員との立ち話が有効だと言えるのです。

最後に

本記事では、「役所の仕事を受注する情報入手の仕方|簡単で有益な3つの方法」と題して、記事を書きました。

公平・公正な世界でも、やはり正しいやり方・努力によって、ライバルと差をつけることが可能です。

役所や公務員の掟を知れば、自ずとビジネスチャンスは広がります。

ぜひ、本記事で書いたことを実践してみてほしいです。

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