CCUSとは?
Carbon dioxide Capture, Utilization or Storageの略語です。
「二酸化炭素の回収、有効利用、貯留」のことです。
火力発電所や工場などからの出る排気ガスに含まれるCO2を分離、回収し、有効利用するか地下に貯留する技術のことです。
Carbon dioxideを、
回収(Capture):一般的にはアミンを使用し、CO2を分離、回収します。
有効利用(Utilization):燃料やプラスチックなどに変換して利用する方法と、CO2のまま直接利用する方法があります。
Storage(貯留):CO2を船舶で輸送し、海底(地下800メートルより深くにある)に貯留する技術が必要になります。
CCUSの根本理念として、
「地球温暖化を防ぐために、CO2を大気中に放出させない」というものがあります。