不登校調査とは?
文部科学省が毎年実施している不登校の実態を把握するための調査のことです。
年間30日以上の欠席がある人を長期欠席者とし、人数の調査をします。
そのため、学校によっては、30日以上の欠席がでないように、
無理矢理学校に来させようとすることが往々にしてあります。
不登校の多い学校というレッテルが貼られないようにするためです。
しかしながら、どうしても学校が苦痛と感じる子どもは少なからず存在し、
その子を無理矢理学校に引っ張り出すのは、大人の都合でしかありません。
真に子どもの成長を考えた時には、時には「不登校が必要」な場合もあります。
学校現場は、「たかが調査」と思って、子どもと向き合って欲しいものです。
調査は、1991年から小中学校で行われ、2004年からは高校も対象としています。