石垣市の概要
場所:日本最南端・最西端
人口:約49,700人 (R3.9現在)
面積:229.15㎢
交通:那覇空港から飛行機で約1時間(新石垣空港へのアクセス)
石垣市の財政状況
主な財政指標
債務残高 | 210億円(2018年) |
基金残高 | 66億円(2018年) |
経常収支比率 | 86.4%(2018年) |
人件費率 | 16.1%(2018年) |
扶助費率 | 29.3%(2018年) |
※債務残高:借金、基金残高:貯金、経常収支比率:家庭で言うところエンゲル係数
経常収支比率86.4%は、自治体の中では、かなり良好な部類に入ります。
経常収支比率が比較的健全な範囲に抑えられているということは、
「自由に使えるお金」が少しはあるということ。
いくらか政策的に投資できる余地があるという点において、
行財政運営としては、評価できるものと言えるでしょう。
人件費率が若干高めなため、まだ自治体経営として、
改善の余地があると言えます。
歳入歳出決算(2018年)
【歳入】 273億円 | 【歳出】 265億円 |
自治体の会計は、単年度であるため、単年度の歳入歳出額を見る必要があります。
約270億円規模の予算と人口規模からして、適正な範囲におさまる予算額と言えるでしょう。
貸借対照表(2019年)
【資産の部】 1302億円 | 【負債の部】 206億円 【純資産】 1096億円 |
自治体の財政状況を正確に掴むためには、バランスシートを見る必要があります。
バランスシートを見ると、負債は少なく、純資産が多いことがわかります。
石垣市の特徴
- 観光産業が主要産業であり、観光産業を含む第3次産業は約76%と高水準。
- サンゴ礁の海に囲まれる自然豊かな島。
- 島の南部に市街地があり、一般的な観光客の想像よりも都会。
- 亜熱帯海洋性気候に属し、1年を通して温暖な気候。5月〜11月頃が台風シーズン。
- 地理的には沖縄本土よりも台湾に近いが、交通は不便。台湾に行くには乗り継ぎが必要。