思いやり予算とは?
思いやり予算とは?
在日米軍駐留経費の日本側負担のことを指します。
日米地位協定に基づき
- 1978年度から基地従業員の福利費など
- 1979年度から提供施設整備費など
を予算化し、支出しています。
背景として日本の物価上昇などがあります。
1987年度以降は約5年ごとに特別協定を結び、光熱水費や訓練移転費などを予算化していきました。
開始当時、防衛庁長官であった金丸長官が「思いやりがあってもいい」と答弁したことで、「思いやり予算」と呼ばれるようになりました。
現在の政府の立場としては、安全保障上不可欠な経費であって、「思いやり」とはしていません。