テレビは無駄。
人生の中で「最も無駄な時間」の一つに「テレビを見る時間」があります。
総務省の調査によると、平成29年時点で、国民の「テレビの視聴時間」は、
平日で159分、休日で214分となっています。
日本では、多くの人が、平日2時間半、休日3時間半テレビを見ているのです。
1週間で約20時間、1ヶ月で約80時間、1年間で約960時間、テレビを見ているのです。
これで一体、何を得ているのでしょうか?
テレビを見ている人の多くは、何を見たか、一週間も経てばキレイさっぱり忘れています。
残るものは、ほとんど何もありません。
垂れ流しで依存性の高いメディアですが、自分のためになることはほとんどありません。
それでも生きがいという人にまで、無理強いすることはありませんが、
人生を豊かに生きるために、無駄な時間ばかり過ごすのはオススメできません。
テレビをやめることの効用
時間が増える。
単純に前述の平日2時間半、休日3時間半の時間が増えます。
1週間で約20時間、1ヶ月で約80時間、1年間で約960時間の時間が手に入ります。
そして、この時間を何に使うかで、人生がより豊かにもなります。
「読書をする」「筋トレをする」「ランニングをする」などどれも有意義な時間です。
また、この時間を使って、新たなことに挑戦することもできます。
副業をしてみて、独立を目指してみてもいいかもしれません。
時間を得ると可能性は無限に生まれます。
思考が研ぎ澄まされる。
テレビは、ノイズです。
テレビを見ている時に、脳は本来持っている創造性を放棄しています。
思考停止し、受動的になるのがテレビを見ている人たちの脳なのです。
テレビを見ているとき、番組の内容や情報の裏を考えながら見ている人は少ない。
(中略)流れる映像をそのまま脳に垂れ流して反応しているだけなので、考えるという過程が抜けてしまっているのだ。
本は10冊同時に読め!(成毛眞)
テレビをやめることで、このノイズを断ち切ることができます。
やめてみれば、如何にこれまでテレビに依存してきたかが分かります。
同時に、脳の本来持つ創造性も取り戻すことができ、思考が研ぎ澄まされます。
クリエイティブな仕事がしたいと考える人には、「テレビ断ち」はオススメです。
健康になる。
クイーンズランド大学(オーストラリア)公衆衛生学部の調査によると、
1日1時間のテレビを視聴すると寿命が22分短くなることが分かっています。
テレビを見ることで、糖尿病や心臓疾患などの病気にかかるリスクが高まることが原因と考えられています。
テレビをやめることで、こういった健康被害からの自分の身を守ることができるのです。
テレビをやめた先に。
実体験を踏まえて書くと、私は、大学入学し、一人暮らしをはじめ、半年後にテレビをやめました。
時間があまりに勿体ないと感じたからです。
それから一人暮らしを約10年しましたが、テレビは一切見ませんでした。
テレビをやめてできた時間を使い、本を読んだり、日記を書いたり、運動をしたりして多くの時間を過ごしてきました。
周囲を見渡しても「テレビを見ない人」は少数派ですが、
稀に出会う「テレビを見ない人」は、共通して、充実した人生を歩んでいます。
ノーミュージック、ノーライフではありませんが、
ノーノーテレビ、ノーライフです。