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公共負動産とは?わかりやすく解説

公共負動産とは?

公共不動産のうちマイナス要素の多い不動産のことを指します。

最近では、相続問題や空き家問題から「所有しているだけでマイナスになる不動産」のことを「負動産」と呼ぶことが増えてきました。

公共不動産でも公共用途が廃止され、適正な管理がされず、遊休化している不動産も増えてきており、そのような不動産を総称して、「公共負動産」と言われています。

負動産の特徴

まず、一般の負動産の特徴を列挙します。

  • 管理不全、管理コストが高い
  • 固定資産税等の負担
  • 周囲への悪影響

一般の負動産が生まれる背景には、相続問題などが影響しているケースが多くあります。

公共負動産の特徴

公共負動産には、次のような特徴があげられます。

  • 管理不全、管理コストが高い
  • 機会損失(固定資産税収入分の損失など)
  • 周囲への悪影響
  • 地域活性化に逆行

公共負動産の場合、行政特有の問題(縦割り、経営感覚の欠如など)から「遊休化→放置」されるケースが多くあります。

負動産問題と同様、社会問題のひとつと言えます。

特に、1970~80年代に建設された公共施設は昨今、一斉に老朽化しており、その始末に行政は苦慮している実態があります。

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