自分で車の名義変更
(移転登録)をする方法
自分で車の名義変更(移転登録)がオススメ
中古自動車を個人間で売買などした際には、名義変更などの手続きが必要になってきます。
これを車屋さんに頼むとその費用が高い!
めちゃくちゃ高いです。
なので、「自分で名義変更」することをオススメします!
「自分で名義変更」するなんて・・・難しそうと思いますか?
実はそうでもないんです。
やってみるとただの役所の手続きと変わりません。
運輸支局に行く前に揃える書類
中古車を売買で買った場合には、以下の書類を揃える必要があります。
- 車検証
- 印鑑証明(元オーナー、自分)
- 譲渡証明書(実印を押印)
委任状(実印を押印)自分で手続きする場合は不要- 車庫証明
- 実印※忘れないように
- 予約済証を受け取るための二次元コード(希望ナンバーがある場合)
これらの書類を揃えて、各都道府県の運輸支局に向かいます。
運輸支局での手続きは?
書類の準備をして運輸支局に行き、いざ名義変更!
OCRシート申請書(移転登録)に記載をし、窓口に提出するだけです。
大まかな順序としては以下を参考にしてください。
- 申請書提出
- 車検証発行
- ナンバープレート返却
- ナンバープレート発行
運輸支局の窓口で申請書のチェック(案内)
最初に揃えてきた書類と「OCRシート申請書(移転登録)」を併せて、番号札を取り、運輸支局の窓口でチェックをしてもらいます。
そこで、書き漏れなどを教えてもらい、その後の手続きについて説明を受けます。
案内シートなどを準備している運輸支局が一般的なので、そのシートに従って、周ります。
自分自身は、
- 印紙の購入窓口と金額
- 希望番号予約センターで予約済証の発行
- ナンバー返却窓口(ドライバーを貸してくれます)
- 県自動車税事務所
- 元の窓口で書類一式提出
- ナンバー公布窓口で書類提出
- 車検証の交付とナンバーの封印
といった流れを説明してもらい、その通り周りました。
印紙の購入窓口と金額
一通り、窓口で書類を確認してもらった後は、書類に添付する印紙を購入しに行きます。
印紙の金額は移転登録に500円かかりました。
(あわせてした一時抹消手続きは700円でした)
この窓口は、印紙を申請書に貼り付けて終わりです。
希望番号予約センターで予約済証の発行
印紙を購入した窓口のすぐ横に「希望番号予約センター」があり、そちらで二次元コードを提示すると予約済証を発行してもらえます。
ここの手続きもこれで終了です。
ナンバー返却窓口
ナンバーの返却に行きます。
この窓口は希望番号予約センターのすぐ隣にありました。
ここでドライバーを借りて、車のナンバーを外します。
車のナンバーを外す際に、特に後部左上の「封印」を外すのに少し心配がありましたが、やってみると全く問題なく外せました。
YouTubeで検索すると色々と方法が出てきますので、参考にしてみてください。
外したナンバーを持って、返却に行きます。
(一時抹消手続きも同時にしたため、乗ってきた車のナンバー2枚、以前乗っていた車のナンバー2枚の計4枚のナンバーを返却しました)
ここもこれだけで終了です。
県自動車税事務所
一度、建物の外に出て、隣の建物にある「県自動車税事務所」を案内されました。
自動車税の申告で、移転に関して、書類を一枚記入しました。
(窓口の方が案内してくれます)
この窓口もこれだけです。
元の窓口で書類を提出
ここまで済んだら、元の窓口に書類一式を提出します。
提出後、10分程度待っていると名前が呼ばれ、数枚の書類を渡されます。
「これを持ってナンバー公布窓口へ行ってください」
と言われ、再度、ナンバー公布窓口へ行きます。
ナンバー公布窓口で書類提出
言われたとおり、ナンバー公布窓口で書類を提出します。
窓口では、
「【ナンバー交付/封印】と書かれた場所でナンバーをつけてください。そこで係員が新しい車検証を持っていきます。そこで封印をあわせて行います」
と案内されます。
新しいナンバーをもらって、自分の車につけにいきます。
車検証の交付とナンバーの封印
新しいナンバーを取り付けていると係員がきて、車体番号の確認をします。
車のことを全然知らない自分は言われるがままにボンネットを開け、確認してもらいました。
(少し冷たい視線を感じましたが、気にせずに)
確認終了後、封印と新たな車検証をもらうことができました。
無事、移転登録手続を自分自身で完了することができました。
感想
自分で車の移転登録手続をやってみた感想としては、
簡単!
の一言です。
行政書士に頼むと2〜4万円程度
車屋に頼むと4〜6万円程度
と言われています。
自分で手続きをした場合、
車庫証明取得から計算して、希望ナンバーの発行約4000円を入れても総額で1万円かかりませんでした。
一連の手続きの中で、むしろ専門家でないとできない手続きなど一つもなく、
「行政書士の仕事って、全然自分でできるじゃん」
という感覚でした。
仕事が休めない人や面倒くさがりの人は行政書士にお願いするのもいいかもしれませんが、個人的には自分での手続きをおすすめしたいです。
・・・とはいうものの行政手続が苦手という人は、運輸支局の周辺には行政書士事務所がたくさんありますので、そちらを活用するのもいいかと思います。
また、行政書士事務所を活用しなくても最近の運輸支局の職員さんは優しい人が多いとのことです。
わからなければすぐに聞きましょう。
(20年前は運輸支局の人は不親切な人が多かったらしいですが、時代ですかね・・・)