背景
- 施設の老朽化(供用から40年以上が経過)
- 耐震性能が不十分
- 大規模災害時の避難所として利用できない状況
事例の概要(実施主体:市)
本事業の主な目的は以下の2点になります。
- 市内スポーツの拠点施設として、競技スポーツの向上と市民スポーツを通じた交流の活性化
- 大規模災害発生時には、市の防災拠点施設や指定避難所として使用できるようにすること
事業主体:袋井市
事業方式:PFI(BTO方式)混合型+付帯事業(独立採算) (※付帯事業:カフェ)
事業期間:平成29年2月~令和17年3月(18年1ヶ月)
契約金額:約62億円
VFM:3.59%(事業者選定時)
施設概要:アリーナエリア、トレーニングエリア、コミュニティエリア、 屋外施設(緑地広場、ウォーキングコース等)
SPCの構成企業:リース企業(代表)、建設企業、維持管理企業、運営企業
スケジュール:
- 平成26年3月 袋井市総合体育館整備構想
- 平成27年4月 袋井市総合体育館基本計画
- 平成28年1月 実施方針等の公表
- 平成28年6月 募集要項等の公表
- 平成28年12月 優先交渉権者の選定
- 平成29年2月 事業契約等の締結
- 令和元年12月 プレオープン
- 令和2年4月 供用開始
効果
PFI手法導入により、民間事業者の創意工夫で、魅力ある施設を実現。
体育館のみならず、会議室、研修室、キッズルームを備え、敷地内には大型遊具のある緑地広場やカフェを併設。
多世代が利用し、交流できる施設になり、利用者が大幅増加した。
袋井市の概要
場所:静岡県西部
人口:約88,000人 (R4.1現在)
面積:108.3 km²
(参考)袋井市