背景
ごみの衛生的処理だけでなく、再生可能エネルギーの利用の必要性があった。
また、エネルギーの有効利用・高効率化が求められる現状があった。
財政負担と前述の再エネ、エネルギー効率化などの両立が求められていた。
事例の概要(実施主体:広域行政組合)
ごみ焼却施設の民間ノウハウを活用した整備に合わせて、多目的広場を公園として整備、また工場見学の動線を確保し、開放するようにした。
事業主体:御殿場市・小山町広域行政組合
事業方式:PFI(BTO方式)サービス購入型
事業期間:平成24年3月~令和17年3月(23年)
契約金額:約90億円
VFM:35.7%(事業者選定時)
施設概要:処理棟、管理棟、計量棟、洗車場、防災調整池、 合併処理浄化槽、多目的広場
SPCの構成企業:建設・プラント企業(代表)、建設・プラント企業、運営企業
スケジュール:
- 平成19年12月 ごみ処理総合施設整備基本計画
- 平成22年10月 実施方針等の公表
- 平成23年2月 募集要項等の公表
- 平成23年11月 優先交渉権者の選定
- 平成24年3月 事業契約等の締結
効果
- 財政負担の縮減
- 民間事業者が有する専門性やノウハウの活用
- 安定的かつ継続的な環境への配慮
- 地域雇用創出など地域経済の活性化
など
御殿場市の概要
場所:静岡県東部
人口:約84,000人 (R3.12現在)
面積:194.6 km²
(参考)御殿場市