パブリック・フォーラム論とは?
パブリック・フォーラム論とは?
パブリック・フォーラムでは、集会の自由(表現の自由)に可能な限り配慮する必要があるとする理論のことです。
パブリック・フォーラムとは「公共の広場」のことで、公園・道路・広場・公会堂などを指します。
公共の施設等は本来の目的がありますが、その一方で、集会等で表現をする場所としても有用であると考えられています。
判例
国内の判例で、パブリック・フォーラム論を明確に採用したものは、現時点でありません。
パブリック・フォーラムについては、伊藤正己裁判官が以下の判決補足意見で言及してます。
- 吉祥寺駅ビラ配布事件(最判昭59.12.18)
- 大分県屋外広告物条例事件(最判昭62.3.3)