1位 日本人のための憲法原論(小室直樹)
これは絶対におすすめの一冊です。
公務員にとって最も大事な憲法について、非常にわかりやすく、面白く書かれています。
小室直樹という一流の学者が、「憲法とは何か」「近代とは何か」をわかりやすく解説しています。
本書を読んではじめて「憲法とは何か」が腑に落ちました。
何度も何度も読み、新しい発見がある、面白く読みやすいが深い本が本書です。
圧倒的ナンバーワンでおすすめの一冊です。
2位 憲法の創造力(木村草太)
本書も憲法について書かれている本です。
気鋭の憲法学者である木村草太氏が、「憲法とは何か」について迫っています。
君が代不起立問題や公務員の政治的行為、生活保護制度について、どのように考えれば良いか示しています。
木村草太氏の大胆かつ説得力のある憲法論の一端を感じることができるのが本書です。
3位 2020年6月30日にまたここで会おう(瀧本哲史)
本書は「伝説の東大講義」を収録したものです。
本書は、これからの未来を作っていく若者に向けた内容であり、公務員に特別向けたものではありません。
しかし、「未来を作る」仕事をしている公務員に本書をお勧めするのは、著者の熱いメッセージを感じることができるからです。
特に、「「霞が関の競合」をつくろう」という節が個人的には大変好きです。
日本を変革するために、地方や若い世代は霞が関にいかに挑めば良いのか?考えさせられる一節になっています。
4位 人間にとって法とは何か(橋爪大三郎)
タイトルは、上記のようになっていますが、内容は、法律を通して「公共」について考えてみるというものになっています。
公共、公共と口にはしますが、公共とは非常に難しい言葉です。
「公共とは何か」考えるきっかけになる良書です。
5位 みんなが幸せになるための公務員の働き方(嶋田暁文)
タイトルも非常に良いですが、内容もとても良い内容になっています。
公務員であれば何度も何度も読んで欲しいです。
仕事をしていると理想と現実のギャップに戸惑いがあることが多々あります。
それでも理想を持って仕事をするために、本書はおすすめです。
理想と現実のギャップに疲弊したら本書を読み、公務員としての理想を忘れないようにすれば、前向きに、「みんなが幸せになる」ように働くことができるはずです。