公務員を志望する人の中には、
- どこの役所でもいいから、早く受かって公務員になりたい
と考える人もいるかと思います。
ただ、その考え方は危険です。
「どこの役所」も一緒!・・・ではないのです。
ここでは「追加募集する」役所には気をつけろ!というお話をしたいと思います。
役所の追加募集はなぜあるのか?
そもそも役所の追加募集が行われる理由というのは、主に2つあります。
一つ目は、採用試験に合格した採用予定者から辞退者が出たというものです。
合格を出した後に、他の役所などに合格し、そちらに流れていくというのが多くあります。
これは、特に地方の役所にはよくあることなので、それほど気にしなくてもいいです。
二つ目は、年度中に退職者があり、欠員が生じたというものです。
こちらの理由により採用をする役所には気をつけた方がいいでしょう。
・・・というのも、そもそも採用試験本番では、ある程度の退職者を見込んで採用人数を決めています。
その想定を超す退職者があり、追加募集をしないといけなくなったという場合には、その役所には
「退職者が多い」何かの理由
がある可能性があります。
追加募集で気をつけるポイント
追加募集に飛びつきたくなる気持ちはわかります。
進路が決まらず焦る気持ちもあると思いますが、合格した後は、かなりの期間過ごす組織になりますので、
焦らず慎重に選ぶ必要があります。
追加募集で最も注意するべきは。
- 年度中に3回以上追加募集をしている
そんな役所には入らない方がいいと筆者は思います。
年度中に3回以上追加募集をしているということは、想定外の退職者が多数出ていることの証拠です。
それは組織の「息苦しさ」「風通しの悪さ」「古い体質」「成長しづらい環境」・・・こういう特徴を持っている可能性が非常に高いです。
同じように公務員の仕事をするのであれば、他の役所に次年度本試験で入った方がいいです。
公務員を志望する受験生の方は参考にしてください。