背景
- 国内では年間600万以上の廃棄が出ている現状がある。
- 廃棄処分するにも費用がかかる。
事例の概要(実施主体:市、民間)
消費期限の近い食品について「売り手(市内の事業者)」と「買い手(消費者)」を結ぶマッチングサイト「Utteco Katteco(売ってこ 買ってこ)」の運用開始。
開発者:市と「G-Place」(京都府長岡京市:システム開発会社)の共同開発
事業費:1000万円(G-Place:900万円、市:100万円)
事業内容:「売り手(市内の事業者)」は消費期限や賞味期限の近い商品を安価で出品。
「買い手(消費者)」は写真や説明を見て予約し、店頭で購入。
市のホームページや公式アプリから登録すれば利用でき、出品・購入の手数料は不要。
出品は市内業者限定。購入は市外在住者も可能。
効果
- 十数店(パン店や青果店など)が出品、3000人以上が利用者登録
- 年40トンの食品ロス削減が目標
- 「消費者は安く購入できる」「売り手は収入確保」「自治体は焼却ゴミの減」の3者にメリット
姫路市の概要
場所:兵庫県西部
人口:約526,000人(R4.2)
面積: 534.4 km²
(参考)姫路市