一日一食の著名人
一日一食を表明している著名人は数多くいます。
具体例を挙げると、タモリさんやビートたけしさん、福山雅治さんなどは一日一食を表明しています。
星野リゾートの星野社長、ジャパネットたかたの高田元社長も一日一食と言います。
ミニマリストでブロガーのミニマリストしぶさんも一日一食です。
ビル・ゲイツ氏やバラク・オバマ氏も一日一食と言われています。
このように、若々しく、健康的に活躍している人は一日一食というライフスタイルなのです。
一日一食の効用
一日一食の何が良いのか、効用について示します。
健康になる。
日本では一日三食が推奨されており、三食バランス良く食べることで、健康になると言われています。
しかし、これは科学的な根拠に乏しく、疑わしい面も多々あります。
むしろ、一日一食にすることで、「健康になる」ことが可能なのです。
古来、ヨガから仏教、東洋医学、養生法では、例外なく「少食健康法」が説かれています。
1999年のサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)の発見により、少食長寿は医学的にも立証されました。(中略)その長寿遺伝子をスイッチオンにするのはカロリー制限、つまり空腹感ということが明らかになったのです。
参考文献:できる男は超少食(船瀬俊介)
サーチュイン遺伝子を発動させ、若々しく、健康になるのが一日一食なのです。
また、内分泌代謝や糖尿病の専門医である青木厚氏は著書の中で、オートファジーについて言及しています。
最後にものを食べてから10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくなるため、脂肪が分解されエネルギーとして使われるようになり、16時間を超えると、体に備わっている「オートファジー」という仕組みが働くようになります。
オートファジーとは、「細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられる」というもので、細胞が飢餓状態や低酸素状態に陥ると、活発化すると言われています。
(中略)つまり、空腹の時間を作ることで、
・内臓の疲れがとれて内臓機能が高まり、免疫力もアップする。
・血糖値が下がり、インスリンの適切な分泌が促され、血管障害が改善される。
・脂肪が分解され、肥満が引き起こすさまざまな問題が改善される。
・細胞が生まれ変わり、体の不調や老化の進行が改善される。
といったさまざまな「体のリセット効果」が期待できます。
まさに、「空腹は最高のクスリ」なのです。
参考文献:「空腹」こそ最強のクスリ(青木厚)
一日一食にすることで、サーチュイン遺伝子の発動やオートファジーによって、若々しく、健康な体を手に入れることができるのです。
自由な時間が増える。
一日一食などの少食にすることで、睡眠時間が短くなることがわかっています。
食事の回数が減ることで、仕事中に睡魔に襲われる回数は激減します。
(中略)血糖値の上昇や体温の上昇→下降という眠りのフェーズに入りやすい生理作用と、オレキシンという覚醒を補助するホルモンの分泌が抑制されるからです。
参考文献:食べない人ほど仕事ができる!(堀大輔)
また、睡眠時間が短くて済むだけでなく、食事の時間、買い物の時間、洗い物の時間、料理の時間も短縮することができるので、自由に使える時間が増えます。
昼休みもランチに行き、腹一杯食事をし、・・・という時間がなくて済みます。
集中力が増す。
一日一食の効用として、集中力の向上が挙げられます。
長時間の集中力を得るには、少食は非常に有用であり、そしてそのための難易度も低いといえるでしょう。
参考文献:食べない人ほど仕事ができる!(堀大輔)
頭脳は極めて高能率で働くようになります。
私自身の体験でいえば、一日一食で夜10時頃に寝ると、深夜3時頃には目が覚めます。それから執筆を始めると、明らかに脳の回転が違うのです。
参考文献:できる男は超少食(船瀬俊介)
仕事に必要な集中力も、一日一食の生活で得ることができるのです。
一日一食の際の心構え
一日一食にすることで、メリットが多くあることは分かったと思います。
しかしながら社会生活をしていく上で、自分の思うようにいかないことも多々あります。
「できる時にしてみる」ぐらいのリラックスした気持ちで一日一食にチャレンジすることをお勧めします。
最後に、・・・
とは言え、習慣化するのが望ましく、習慣化するためには、ある程度の意思力が必要です。
そんな時は、一日一度は、「一日一食」に関する本を読むなどし、自分自身に言い聞かせることで、ドロップアウトすることを防ぎましょう。
やる気を思い起こさせてくれる一冊を以下に紹介します。
〈あなたをその気にさせる一冊〉
- 「空腹」こそ最強のクスリ
- できる男は超少食
- 無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!
- 1日1食で頭脳明晰
- 食べない人ほど仕事ができる!