面接官はどんな人であるかは、別記事で述べました。
では、彼ら面接官は受験生のどこを見ているのでしょうか?
採用試験の担当部署にいた経験を踏まえながら述べたいと思います。
端的に言えば、「人物」を見ています。
では、その「人物」とは何か?
面接時の採点基準には、以下のようなものがあります。
身だしなみ、態度、協調性、理解力、話し方・・・など。
身だしなみや態度は、面接時のものでわかりますが、協調性など人となりはわずか数十分では分かりません。
しかしながら、採点する以上何かしらの項目に沿って、点数をつけています。
第一印象は良くするに越したことはありませんので、できる限り印象を良くするよう清潔に発言は大きい声など心掛ければいいと思います。
公務員は、住民福祉の向上のために、住民のために働く公僕です。
首長とは異なり、選挙で選ばれるものではなく、採用試験で採用され、その後首長などに任命され、公務員になります。
なので、住民が納得することのできる人を採用する必要があるのです。
そこで大切なのが、「他人の話を聴くことができる人」そして「自分の意見を持ち、行動に移せる人(実際には移せそうな人)」になります。
面接試験では、つい聞かれたことに気持ちよく自分の話ばかりしてしまいがちですが、面接官の質問をしっかりと聞き、質問の意図を考え、自分の意見を述べることが大切です。
質問から受験生の人物を見ていきます。そして、上記のようなことを面接官は見ています。受験生の方はその辺に気を付けて面接を受けると良いと思います。