先進事例

地方公会計を活用した行革プランの策定(熊本県宇城市)

背景

平成27年1月の総務大臣通知により、

すべての地方公共団体で発生主義・複

式簿記会計の考え方を取り入れた新た

な地方公会計の導入を要請。

統一的な基準による地方公会計マニュ

アルによると地方公会計の目的は、以

下のとおりとなっています。

  • 説明責任の履行
  • 財政の効率化・適正化

事例の概要

貸借対照表中の純資産比率が50%と低

い(平成15年策定時、比較した団体よ

り16%低い)ため、 10年後、平成26

年度に60%まで引き上げるという目標

を設定。

貸借対照表(2003年)


【資産の部】
837億円
 【負債の部】
414億円

 【純資産】
423億円

(現状)純資産比率50.6%

貸借対照表(2014年)


【資産の部】
802億円
 【負債の部】
321億円

 【純資産】
481億円

(目標)純資産比率60.0%

効果

  • 貸借対照表の活用することで、単年度・現金主義会計に捉われない目標設定が可能。
  • 具体的な数値目標の設定をすることで、やるべきこと(取組事項)が見える化。
  • プランの進捗管理がしやすい。(効果額の積算などが不要)

宇城市の概要

場所:熊本県中央部、熊本市隣接

人口:約58,000人 (R3.11現在)

面積:188.6㎢

(参考)宇城市

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