なぜ、事業の精査が進まないのか?
昨今の国内の情勢、自治体の情勢を考えると過剰に膨らんだ行政サービスを精査していく必要があります。
みんなわかっているのに事業のスクラップは進まない。
なぜでしょうか?
みんなによく思われたい首長
理由はいくつかありますが、大きな理由の一つに、首長が「みんなにいい顔をしたい」というものがあります。
今やっていることをやめると住民からはクレームが出てくることが考えられます。
選挙で選ばれた首長は、住民に嫌われたくないのです。
そして、改革は遅れていくということです。
政治とは決断である
政治は「決断」です。
何かを「決断」する時に、当然、メリット・デメリットは出てきます。
得る人がいれば、失う人もいるのは、世の常です。
それをわかった上で「決断」するのが政治家なのです。
「決断」できない人は政治家ではありません。
まちの将来を考えると、「決断」ができない、みんなにいい顔をする人を選挙で選んではいけないのです。