背景
ふるさと納税は、インターネットから寄付を申し込みを行い、約1カ月後に返礼品が届く仕組み。
湯河原町は、タイムラグを生むことなく、同町を訪れた人がその場で寄付ができる仕組みを模索していた。
事例の概要
神奈川県藤沢市に本社を置く、IT企業「グローキーアップ」がふるさと納税自販機をリリース。
町外利用者の多いゴルフ場に自動販売機(タッチパネル式)を設置。
項目は1万円未満から30万円以上で、返礼品は寄付額に応じたゴルフ場利用券。
返礼品を選び、現金やクレジットカードで入金すると、返礼品に引き換えられるレシートが出てくる。
免許証を機械にかざせば氏名や住所が自動入力され、手続きは数分で完了。
後日、税控除に必要な書類は自宅に郵送される。
効果
ふるさと納税の増加
実際に訪れた場所でふるさと納税をすることで、地域や関係性のあるふるさと納税が可能に(ウェブ上での返礼品合戦からの脱却)
湯河原町の概要
場所:神奈川県の南西部
人口:約23,000人(R3.10現在)
面積:40.99 km²
(参考)湯河原町