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複式簿記を紹介したのは?!|福沢諭吉の知られざる功績

複式簿記を紹介した福沢諭吉

1万円札の肖像になっている福沢諭吉は、当時の大ベストセラー「学問のすすめ」の著者、慶應義塾の創始者などとして有名です。

その福沢諭吉の功績の中でもあまり知られていないのが「複式簿記を日本に導入」したものです。

福沢諭吉が複式簿記を日本に紹介したのは、1871年ごろ(福沢諭吉36歳)と言われています。

1867年に渡米した福沢諭吉は、日本に帰国した後、アメリカの商業学校の簿記の教科書を翻訳し、「帳合之法(簿記)」の授業をするようになります。

その後、1873年ごろに「帳合之法」という本を出版、日本に広く複式簿記が広がることになります。

「借方・貸方」という言葉は福沢諭吉が翻訳したものだそうです。

複式簿記が紹介されるのが、もう少し遅かったら、日本の近代化にも影響があったでしょう。

このような功績を考えると改めて、1万円札の肖像にピッタリという気がしますね。

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