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証人審問権とは?わかりやすく解説
2023/8/1
証人審問権とは? 刑事被告人自らが証人に対して、直接審問する機会を与えられる権利のことです。 証人審問権の趣旨は、「反対尋問の機会を確保し、公正な裁判を確保すること」にあります。 被告人が審問の機会を ...
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地方自治法第214条をわかりやすく解説〜債務負担行為〜
2022/1/21
条文 第214条(債務負担行為) 歳出予算の金額、継続費の総額又は繰越明許費の金額の範囲内におけるものを除くほか、普通地方公共団体が債務を負担する行為をするには、予算で債務負担行為として定めておかなけ ...
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「訴因変更の要否(最高裁昭和55.3.4)」をわかりやすく解説。
2022/1/13
事件の概要 旧道路交通法では「酒酔い運転の罪」「酒気帯び運転の罪」が規定されていた。 Xは「酒酔い運転の罪」で起訴された。 1審で有罪。 2審で訴因変更手続なしに「酒気帯び運転の罪」に変更。 Xは上告 ...
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「訴因変更の要否(最高裁昭和46.6.22)」をわかりやすく解説。
2022/1/12
事件の概要 Xは車を暴走させ、前方車に追突した。 Xは業務上過失致傷罪で起訴。 起訴状に記載の訴因は 「クラッチペダルから左足の踏み外し」 であった。 1審は訴因変更を経ずに 「ブレーキをかけるのを遅 ...
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「寺西判事補分限事件(最高裁平成10.12.1)」をわかりやすく解説。
2022/1/5
事件の概要 Y(寺西判事補)は、盗聴法・組対法に反対する集会に出席し、 「法案に反対」ととれる発言をする。 Yの言動に対して、裁判所長Xは分限裁判の申し立て。 高等裁判所はYに戒告処分を付す決定を下し ...
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「起訴状への全文引用(最高裁昭和33.5.20)」をわかりやすく解説。
2022/1/5
事件の概要 Xは業者に対して、脅迫文のある内容証明郵便の発送をし、45000円を交付させた。 Xは恐喝罪で起訴された。 起訴状には郵便文書の内容が全文引用されていた。 1審、2審ともにX有罪。 Xは上 ...
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「高田覚せい剤事件(最高裁昭和56.4.25)」をわかりやすく解説。
2022/1/4
事件の概要 Xは覚せい剤自己使用罪で起訴された。 起訴状の公訴事実には次のとおりの記載があった。 被告人は、昭和54年9月26日ころから10月3日までの間に、広島県高田郡吉田町内及びその周辺〜。 1審 ...
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「白山丸事件(最高裁昭和37.11.28)」をわかりやすく解説。
2022/1/4
事件の概要 中国から白山丸で帰ってきたXは出入国管理令違反で起訴された。 起訴状の公訴事実には次のとおりの記載があった。 被告人は、昭和27年4月頃より33年6月下旬までの間に、有効な旅券に出国の証印 ...
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「全農林警職法事件(最高裁昭和48.4.25)」をわかりやすく解説。
2022/1/3
事件の概要 岸内閣は昭和33年警職法改正案を衆議院に提出した。 これに対して全国各地で反対運動が起こった。 全農林労働組合の幹部Xらは半日ストの指令を発する。 Xらは国家公務員法98条2項違反で起訴。 ...
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「川崎民商事件(最高裁昭和47.11.22)」をわかりやすく解説。
2022/1/1
事件の概要 Yは川崎税務署長に確定申告書を提出。 過少申告の疑いをもった川崎税務署長は、 帳簿書類等の検査を実施。 Yは検査を拒否したため、検査妨害罪で起訴。 1審、2審ともにY有罪。 Yが上告。 判 ...